京都旅行2日目に鈴虫寺を訪れました。
正式名称は華厳寺ですが、一年中鈴虫の音色が聞けることから「鈴虫寺」と呼ばれています。
鈴虫寺を訪れようと思った理由
今回の京都旅行では、心を穏やかに過ごせる場所を訪れ、功徳をいただける体験がしたいと思っていました。
そこで見つけたのが、鈴虫寺です。
特に興味を持ったのは幸福御守の存在。
わらじを履いたお地蔵様が願いを叶えに来てくださるというお話を知り、
一度お参りしてみたいと思いました。
また、鈴虫寺では僧侶の法話が聞けることでも有名です。
旅の中で心を穏やかにするには何をすれば良いかを学びたくて、今回訪れることにしました。
鈴虫寺へ向かう

今回は車の旅。
京都駅近くのホテルから鈴虫寺まで約20分。
目的地の手前にはコインパーキングもありましたが、私はお寺の横にある駐車場を利用しました。
駐車料金は500円でした。
午前11時過ぎに到着すると、すでに多くの参拝者が集まっており、
11時30分から始まる法話の回を待つため石段に並びました。

全部で80段ある石段の途中70段目くらいのところで待つことになりました。
どこに先頭があるのか私の場所からは見えません。
急な石段を上がってきたので少し息が切れましたが、並んですぐに落ち着きました。
私が参加した回は前後の回よりも人が多かったように感じます。
石段で待っている間も次々と参拝者が訪れ、鈴虫寺の人気の高さが伝わってきました。
初めて訪れた私は少し緊張していましたが、「どんなお話が聞けるのだろう」と
楽しみな気持ちの方が大きかったです。
鈴虫法話を聞きます

お茶とお菓子をいただきながら法話をうかがいました。
堅苦しい雰囲気ではなく、時折笑いも交えながら進むため、とても聞きやすい内容です。
前半は鈴虫寺の由来や鈴虫、お地蔵様についてのお話でした。
後半は、「今の自分に必要な言葉かもしれない」と感じることが何度もあるありがたいお話でした。
印象に残った「慈粛陽静」
法話の中で特に印象に残ったのが「慈粛陽静(じしゅくようせい)」という四つの漢字です。
前半の楽しいお話の中で新型コロナウィルスが流行したときに求められた
「自粛要請」にからめたものではないでしょうか。
それぞれの文字の意味を教えていただきました。
「慈」
自分より弱い立場の人に優しくすること。
人から何かしてもらうことを求めるのではなく、
自分から相手にしてあげることで心は穏やかでいられるそうです。
「粛」
態度やおこないを控えめにすること。
礼儀正しく丁寧に人と接することが大切。
「陽」
陽気に声を出して笑うことを心掛ける。
「笑う門には福来る」という言葉があるように、明るく笑顔で過ごすことが大切だそうです。
また、「和顔愛語」という言葉も教えていただきました。
穏やかな笑顔と優しい言葉で人に接することを意味する仏教の教えです。
「静」
合掌は仏様の姿。
感謝の気持ちを持って手を合わせることが大切だそうです。
私にとっては今の生活にも通じるありがたいお話でした。
忘れないようにその場でメモを取りながら聞かせていただき、
帰宅後も時々読み返しています。
日々の生活の中で心掛けたい言葉ばかりでした。
特に仕事では慌ただしさから余裕を失ってしまうことがあります。
そんな時に「慈粛陽静」の言葉を思い出すと、自分の言動を見直すきっかけになります。
お寺で法話を聞いている時間はもちろん大切ですが、
帰宅してからも心の支えになっていることが、この法話のありがたさなのかもしれません。
一年中聞こえる鈴虫の音色

法話の後には鈴虫の様子を見せていただきました。
鈴虫の音色は鳴き声だと思っていましたが、羽をこすり合わせて音を鳴らしているそうです。
その様子を実際に見るのは初めてでした。
美しい音色だけでなく、その仕組みまで知ることができて興味深く感じました。
一年中鈴虫の音色が聞けるというのも鈴虫寺ならではの魅力です。
鈴虫の音色に耳をすませていると、自然と心が落ち着いていくような気がしました。
幸福御守を授かりました
鈴虫を見た後は順番に進み、希望する人は幸福御守を授かることができます。
お守りの授与料は400円。
鈴虫寺のお守りは、わらじを履いたお地蔵様が願いを叶えに来てくださることで知られています。
願い事は一つだけ。
何をお願いしようか少し考えましたが、
私は「60歳まで無事に仕事ができますように」とお願いしました。
今の私にとっては一番大切な願いです。
日々の仕事を無事に続けられることのありがたさを改めて感じながら、お守りを受け取りました。

お守りを受け取った後は、お庭を一方向に進みながら鑑賞します。
緑豊かな境内をゆっくり歩いていると、日々の慌ただしさから解放され、
穏やかな気持ちになっていきました。
わらじを履いたお地蔵様へお願い

最後にお寺の入口にいらっしゃるわらじを履いたお地蔵様へお参りします。
お守りを両手に挟みます。
その時、一番上の「幸」の文字が隠れないように挟むことがポイントです。
一礼したあと、住所、名前、願い事を伝えます。
多くの方が真剣な表情でお願いをしている姿が印象的でした。
私も教えていただいた通りに願い事をしました。
手を合わせていると、不思議と気持ちが落ち着き、
「これで大丈夫。」という安心感が湧いてきました。
願いを叶えていただくのを待つだけではなく、
自分自身も努力を続けていこうと思える参拝でした。
鈴虫寺の基本情報
訪問前には最新の拝観時間や料金を公式情報で確認することをおすすめします。
- 拝観時間 午前9時〜午後5時
- 拝観料 500円
- 法話は約30分
- 法話は予約不要(※訪問時点)
- 駐車場あり(有料) 500円
- 住所:京都府京都市西京区松室地家町31
※2026年6月時点の情報です。最新情報は、公式サイトでご確認ください。
鈴虫寺はこんな人におすすめ
- 幸福御守を授かりたい人
- 心を整える旅がしたい人
- 法話を聞いてみたい人
- 一人旅を楽しみたい人
観光地巡りとは少し違った京都の魅力を感じられると思います。
まとめ|鈴虫寺で心穏やかな時間を過ごせました
鈴虫寺では法話を聞き、幸福御守を授かり、ゆっくりと参拝することができました。
特に「慈粛陽静」という言葉は心に残り、今も折に触れて思い出しています。
京都観光だけではなく、自分自身を見つめ直す時間を持ちたい方にもおすすめのお寺です。
私自身、法話でいただいた言葉を大切にしながら、これからの日々を過ごしていきたいと思います。


コメント